最近の記事

【リモートワークを進めるうえでのカギは・・・】

大手ITサービス会社のリモートワークを進める取り組みにはちょっと懐疑的。揺り戻しは必ずやってくるだろう。

リモートワークの有用性は理解しているし、その益を享受しているわけだが、物足りなさも感じる場面も。特に初めて会う人との打合せの場合。

「場」を共有することで、1時間もあれば信頼関係を築くこともできるかもしれないことが、物理的に離れている場合、そうはいかない。

空気を共有していないので、言葉には表われない、空気を通して感じ取るメッセージ(ジョークやリラックスした雰囲気を出すなど)を正確に理解することは難しい。

思い出すのは、リモートワークの先駆者ともいえるIBMの件。

IBMは2017年5月にリモートワークの廃止を発表し、数千人もの在宅勤務の従業員に、「オフィス勤務か退職か」をつきつけた。

リモートワークを積極的に実施してきた米ヤフーも、勤怠管理がうまくいかなかったため2013年にリモートワークを廃止している。

リモートワークが増えるほど、職場としてのまとまりはかえって重要となる。

米国ですでに起こり、その反省からリアルなオフィスの重要性が認識されている。十分な信頼関係がない場合、リモートワークはうまくいかず、生産性が低下することは自明だ。

場合によっては、人間関係さえ崩壊させかねないリモートワーク。逆説的になるが、リモートワークを進めるうえでのカギは、対面での信頼関係づくりにある。リモートワークを権利と勘違いさせたら、導入した理想も運営も歪むと思う。

https://biz-journal.jp/2020/04/post_152614.html

関連記事

  1. Go circular.

  2. Particularly dangerous variety of ransomware ̶…

  3. Teachers have the necessary technical and pedagogi…

  4. セキュリティ診断サービス ASURA Security リリース

  5. Japanese AI Landscape 2021

  6. 米パランティア上場 – データ解析、時価総額1.6兆円 –

  7. 第28回 Japan IT Weekー【春】AI・業務自働化展に出展(^-^)

  8. 「デジタル庁 2021年秋までに設置 トップに民間人検討」

PAGE TOP
Multiple Language Translate »