絶対条件ではないにせよ必要条件(いわゆる成功と我慢忍耐の関係)心理学や脳科学の世界で有名な「マシュマロ実験」が最初に行われたのは1970年。米国スタンフォード大学。4歳の子どもたち186人を対象に実施。「部屋に呼ばれた子ども達は、机の上のマシュマロを15分後に実験担当者が部屋に帰ってくるまで残していたら、もう一個マシュマロがもらえる。でも食べてしまうとマシュマロがもらえない。」と言う実験。全体の約3分の2の子どもは我慢できずにマシュマロを食べて撃沈。残りの約3分の1の子どもはなんとか15分間我慢して、2個目のマシュマロをゲット。我慢できた子どもの多くは、マシュマロができるだけ目に入らないように工夫をしていた。18年後、その子どもたちが22歳になったときに追跡調査をしてみたところ、マシュマロを食べてしまったグループより、食べなかったグループのほうが成績優秀者が多いという、統計的に有意な結果が出た。さらに彼らが45歳になったときの追跡調査ではマシュマロを我慢できたグループのほうが明らかに社会経済的地位(SES)が高かった。一般論ではなく、目先の欲望でなく、長期的な利益を考えて判断できる人は、人生で成功しやすい。という事か(^_^;)
我慢弱い子ほど「高収入・高学歴」に縁遠い理由