IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける事案のランキング上位10個をあげた「情報セキュリティ10大脅威」を毎年公開しています。
最新版の「情報セキュリティ10大脅威 2021」では以下の結果となっています。
*「個人」と「組織」という異なる立場で、それぞれの脅威を順位付けし、立場毎に10大脅威を決定しています。
情報セキュリティ10大脅威:個人
()内は昨年順位
1位:スマホ決済の不正利用 (1位)
2位:フィッシングによる個人情報等の詐取 (2位)
3位:ネット上の誹謗・中傷・デマ (7位)
4位:メールやSMS等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求 (5位)
5位:クレジットカード情報の不正利用 (3位)
6位:インターネットバンキングの不正利用 (4位)
7位:インターネット上のサービスからの個人情報の窃取 (10位)
8位:偽警告によるインターネット詐欺 (9位)
9位:不正アプリによるスマートフォン利用者への被害 (6位)
10位:インターネット上のサービスへの不正ログイン (8位)
情報セキュリティ10大脅威:企業
()内は昨年順位
1位:ランサムウェアによる被害 (5位)
2位:標的型攻撃による機密情報の窃取 (1位)
3位:テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃 (NEW)
4位:サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃 (4位)
5位:ビジネスメール詐欺による金銭被害 (3位)
6位:内部不正による情報漏えい (2位)
7位:予期せぬIT基盤の障害に伴う業務停止 (6位)
8位:インターネット上のサービスへの不正ログイン (16位)
9位:不注意による情報漏えい等の被害 (7位)
10位:脆弱性対策情報の公開に伴う悪用増加 (14位)