読了メモ

アンダースハンセン著「一流の頭脳」読了

脳は身体の一部。情報化した現代社会に生きていると忘れがち。身体の一部であるということはすなわち、トレーニングによって鍛えることも可能ということ。

著者によれば、パズルなどの「脳トレ」にはあまり効果がないそうだ。それよりもずっと効果的なのが、意外にも運動だという(ヤッパリね(^_^))

脳を効率よく働かせるには、運動が最も効果的で、本書では運動によってストレスにうち勝ったり、記憶力や集中力を持続させたり、すぐれたアイデアをひらめいたりするメカニズムが紹介されている。

村上春樹は一つの作品を執筆している間、ランニングと水泳を欠かさないという。アインシュタインが相対性理論を思いついたのは自転車をこいでいるときだし、スティーブ・ジョブスは歩きながらミーティングを行っていた。

運動とひらめきには密接な関係がある。運動したあとにいいアイデアをひらめいたことがある人は多いのではないだろうか。それは単に、身体を動かしてリフレッシュしたからではない。

BDNFは、脳の健康に欠かせない物質で増やすには、30~40分の有酸素運動を週に3回行うことが有効。

またストレスがかかると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌される。しかし運動を習慣づけると、やがてコルチゾールの分泌量がわずかしか上がらなくなり、ストレスに対する抵抗力を高めることができる。

太古の昔から、身体を動かすことは生存に必要な活動であった。だから運動すると「報酬系」と呼ばれるシステムが働き、ドーパミンが放出されてポジティブな気持ちになる仕組みになっている。

週に2、3回は心拍数が大幅に増えるような運動をすると脳は、動悸が激しくなってもそれが恐怖からくるものではなく、プラスの変化をもたらすものであると学習していく。

総合して、脳を最高のコンディションに保つには、45分以上のランニングを週に3回行うこと。そのポイントは心拍数を上げることだ。筋力トレーニングも脳にいい影響をおよぼすが、有酸素運動のほうがより効果的である。

大切なのはとにかく続けること。

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